生活のワンポイント知識 4:すぐできる肺炎の予防法

健康管理士一般指導員の資格を持ち、台東区内で健康サロンを経営する、最上佳則さんの監修コラムです。
「病を患うのも治すのも自分自身」をモットーに、
生活の中で実践できる、「予防医療」の知識をお教えいたします。ぜひ参考にしてください!

最上 佳則(もがみ よしのり)
台東区内で健康サロンを経営
健康管理士一般指導員
健康管理能力検定1級

目次

歩くと肺炎が予防できる

年間の日本人の死因の1位=がん(約38万人)に次いで

4位が肺炎(約11万人)です。

「肺炎を予防するため」として、65歳以上の高齢者には、

肺炎球菌ワクチンの接種が推奨されています。

しかし、高齢者の肺炎の多くは、誤嚥性肺炎(食道に入るべき飲食物が誤って気管に入ること)による発症です。

ワクチンを打ったからといって病にかからないというわけではないんです。

では、肺炎を予防するにはどうしたら良いのか?「日本疫学会誌電子版9月22日付」に掲載された研究論文をご紹介します。

ある研究チームが、65歳~79歳の日本人2万2280人を対象に、「毎日の歩行の状況と関連を11.9年追跡調査しました。

その結果、「1日の歩行時間が30分の歩行時間の人に比べ、1時間の人の肺炎による死亡率は34%も低かった」そうです。

「犬も歩けば棒に当たる」ならぬ「人も歩けば肺炎が少なくなる」

騙されたと思って実践してみてください!

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