生活のワンポイント知識 1:笑いと健康

健康管理士一般指導員の資格を持ち、台東区内で健康サロンを経営する、最上佳則さんの監修コラムです。
「病を患うのも治すのも自分自身」をモットーに、
生活の中で実践できる、「予防医療」の知識をお教えいたします。ぜひ参考にしてください!

最上 佳則(もがみ よしのり)
台東区内で健康サロンを経営
健康管理士一般指導員
健康管理能力検定1級

目次

笑う門には福来る

笑うと、「血糖が下がる」「リウマチなどの膠原病の痛みが軽くなる」

「がん細胞をやっつけるNK細胞(白血球の一種)の活性が増す」・・・等々が科学的に明らかにされています。

日本免疫学会誌(2019年4月6日付)に掲載された「笑いの効能」に関する論文を、ご紹介します。

山形県在住の40歳以上の1万7152人を対象に「笑い」の頻度別に見た結果…

(A)      週に1回以上
(B)      月に1回以上、週に1回未満
(C)      月に1回未満

この3つのグループに分けて約5年間追跡調査をしたところ、

Aの人達に比べ、Cの人達は、心臓病の発症リスクが1.4倍も高く、全死亡リスク高いことがわかったそうです。

私の健康サロンでも、いつも笑顔で、アッハッハとよく笑われる方は、薬も飲まず、80歳まで一才病気知らずという方もいれば、

逆に60代でも、リウマチ等で苦しんでいられる方は、「痛いから笑えないです」と言う方がいらっしゃいます。

「笑わないと痛みが増しますよ」とアドバイスすると、これまた「痛いから笑えないです」と仰います。こういうやりとりを8回繰り返しますが、

中々わかってくれない方を、「とても8回(厄介)な人」と私は呼んでいます(笑)

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