浅草といえば、雷門、仲見世、ホッピー通り…
観光客であふれる“昼の街”なイメージが強いですが——
夜になると突然、魔法が始まる場所がある。
その名も、
「MAGIC BAR fortune ASAKUSA」!!
「え?浅草にマジックバーなんてあったっけ?」
そう思った地元民は多いはず。
実は、我々取材班もその一人。
…というか、完全にノーマークでした。(土下座)
というわけで、「これは行くしかない!」と突撃してきました。
東京都台東区西浅草2-27-8
DECOR GRANDE ASAKUSA 2F
浅草らしさゼロ!でも魔法濃度120%

浅草六区から国際通りを渡り、
まっすぐ合羽橋(かっぱ橋)商店街へ——
スカイツリーが真正面にスッと立つ夜景映えの通り に、ありました!
のぼり旗「MAGIC BAR」登場。
よく通る道なのに全く気づかなかったぜ…これもマジックか?(笑)
完全に“非日常の入口”感。
普段見慣れた合羽橋商店街沿いに、
こんな異世界みたいな看板が立つ日が来るとは…。

🏢 見上げると、2階からは怪しい光がー
「住所 2階」と書かれているので、
視線を上げてみると——
窓からどぎつい色の光が漏れている。
取材班:「ここ大丈夫か…(震)」
でも怖いというより、
ワクワクが勝ってしまうのが浅草民の性(さが)。
🚪 階段を登り、光の発生源へ。

階段の途中からすでに拍手と笑い声が聞こえる。
さらに隙間からは、 紫の光がさらにド派手に溢れ出す。
怪しさ100倍…でも好奇心も100倍。(笑)
いつも通りノーアポだけど、大丈夫っしょ!たぶん・・・
アメージング!な空間
入った瞬間——
まさに異世界。
さっきまで合羽橋商店街の路上にいたはずなのに、
たった数段の階段で急に別の国へ転生した感覚。
まず目に入るのは、
どぎつい紫色の光で妖艶に照らされたカウンター。

和風テイストゼロかと思いきや、
ふと奥を見ると——
巨大な桜のオブジェがドーン!!
え、桜?
え、紫?
え、和装?
何これジャンルどこ??
さらに天井には提灯が等間隔で並んでおり、
しかも店主らしき人は ガチの和装姿。
視界に入ってくる要素が多すぎて、
入店3秒で脳内が渋滞。
取材班:「情報量……多すぎだろ……」
呆然と立ち尽くす取材班に、店主から優しい声が…
「今マジック中なので、お好きな席へどうぞ〜」
取材班:「は、はい……(完全に飲まれてる)」
雰囲気の圧に押されて素直に従う取材班。
何だかわからないけど、
とりあえず “すげーな感”はビンビン感じる!
しかし、店内は完全にワンオペ!席についても取材班は完全放置(笑)
店主は、お隣のマジックに忙しい様子ですが、むしろラッキー!
とりあえず無料でマジックを堪能しちゃおう(笑)
さぁどんなマジックなんだ?見せてもらおうじゃないか!
と、謎の上から目線で凝視する取材班の目に映ったのはー
お、おい……これ……
なんで分かるんだ??……どうなってんだこれ??
予言!?衝撃のカードマジック
お客さんが体験してたのは——
「ランダムに引いたカードを当てる」 という予言マジック。
……ふむふむ、まぁシンプルなやつね。
と、思いきや。
取材班:「いや待て。なんで分かるんだ?」
「今、絶対見てなかったよね??」
と、当てられるだけでも十分すごいのに次の瞬間、
同じカードが “4枚に増量”しただと!??
意味が分からない。
理解が追いつかない。
物理法則が死んだ。
取材班:「え?増えるって何??」
さらに——
その4枚のカードが、
一瞬で“別のカード”に変化。
これはもうマジックではなく、
“概念の破壊”。
「いや〜すごかった!ありがとう!」と満足げに帰宅するお客さんを見送る店主。
どうやら今日は閉店間際にお邪魔してしまったらしく、
店内には我々取材班のみ。
取材班:「あ…すみません、ノーアポなんですが取材を…(汗)」
店主:「あーそうなんですね。ぜんぜん大丈夫ですよ!どうぞどうぞ!」
失礼なアポ無し取材も秒で快諾!ありがとうございます!
全て独学!?狂気の脱サラマジシャン

店主の「らん(RAN)」さんのマジック歴は15年。
若い頃に見たマジックに心を鷲づかみにされ、
そこからひたすら海外のマジック本を読み漁り独学でマジックを習得!
気づけば、技が1000種類を超えていた という、まさに狂気。
らんさん:「マジックって“応用の世界”なんですよ。
料理も味付けひとつで変わるように、
同じマジックでもスパイスを変えると全然違うものになるんです。」
そんな「らんさん」が最も得意とするのが、カードマジック!
さらに、予言や心を読むメンタルマジックも300のレパートリーがあるのだとか!(驚)
上野の花見で武者修行
さらに話を聞いて驚いたのがここ。
らんさんは10年前、
上野公園の花見客相手にマジックを披露しながら腕を磨いていた らしい。
お酒で上機嫌の花見客相手に、
マジックを披露しては反応を研究!試行錯誤を重ねていたとか。
実戦で鍛えたから、
あの手元のキレがあるわけか…。
らんさん:「花見客にマジックを見せていた頃を忘れないように、桜と提灯を置いているんです。」


取材班:「え、そういう意味だったの!?
浅草っぽい+原点回帰のハイブリッドだったのか!」
ただの“派手装飾”かと思いきや、
店主のストーリーが詰まった象徴だったんですね。
目的は芸の肥やし?浅草初のマジックバー
でも、なぜ上野ではなく浅草で店を?
らんさん:「日本人のお客さんって、まず“タネ探し”から入っちゃうんです(笑)外国人の方は素直に驚いてくれるので、反応を研究して芸を磨くのに最適なんです」
確かに!
ずっと取材班もタネ探しに集中してたわ!(土下座)
今後は、もっと素直な心でマジック見ます…勉強になりました!
さらに、らんさん曰く、浅草にはマジックバーは存在せず、
インバウンド最盛期の中で競合ゼロの最高立地!
これはやるしかないと、2年前に脱サラしお店を構えたのだとか。
こうして、芸の街浅草に新たな聖地が誕生したわけですね。(歓迎)
バーだけじゃない!謎のオリジナルTシャツも
ちなみに、ただでさえ怪しい店内に、さらに異色な物が…
それは…店内に飾られた可愛らしい柄のTシャツ。
聞けば、お店のオリジナル柄Tで、物販も展開しているそう。


らんさん:「意外に売れるんですよ(笑)外国人のお客様とか、たまに日本人のお客様も購入してくれています」
さらに、らんさんは浅草で出張マジックも受け付けているそう。
1時間10万円と少し豪勢ですけど、こちらも意外に需要があるそうです。
浅草に生まれた“異空間”を体験
ちなみに、気になるマジックバーの料金がこちら!
◆ 基本料金(60分)8,800円(税込・1ドリンク付き)/ ライトコース(30分)4,800円(税込・1ドリンク付き)/ 延長(30分)3,300円(税込)/ 追加ドリンク 1杯 1,500円(税込)
少しお高めに見えるかもですが、30分でも普通に脳がバグる魔法を見せてくれるので、
満足度は保証できます!
実際、取材班も気づいたら
「え、もっと見たーい!」となってました(笑)
一味違った浅草の夜を体験したいあなたに超おすすめのスポットです!
ぜひ皆様も体験してみてください!
あっ、でもほんとに凄いのでハマりすぎには御用心を(笑)
【MAGIC BAR fortune ASAKUSA】
住所: 東京都台東区西浅草2-27-8 DECOR GRANDE ASAKUSA 2F
電話番号: 070-8449-1560
営業時間: 18:00〜24:00(L.O. 23:30) ※日によって変動あり
定休日: 不定休

