生活のワンポイント知識 14:魚は長寿の源?

健康管理士一般指導員の資格を持ち、
台東区内で健康サロンを経営する、
最上佳則さんの監修コラムです。
「病を患うのも治すのも自分自身」
生活の中で実践できる
「予防医療」の知識
を
お教えいたします。
ぜひ参考にしてください!

健康管理士一般指導員の資格を持ち、台東区内で健康サロンを経営する、最上佳則さんの監修コラムです。
「病を患うのも治すのも自分自身」
生活の中で実践できる「予防医療」の知識をお教えいたします。ぜひ参考にしてください!

最上佳則(もがみ よしのり)
台東区内で健康サロンを経営
健康管理士一般指導員
健康管理能力検定1級

目次

長寿の代名詞の好物

かつて、“長寿の代名詞”と言われた100歳姉妹を覚えていますか?

成田きん(姉)、蟹江ぎん(妹)の双子姉妹です。

テレビ番組やCMにも引っ張りだこで、CDや写真集を出すほどの人気ぶりでした。

世間から『理想の老後像』と言われた彼女達の大好物は、「魚」でした。

きんさんは、カツオやマグロなどの赤身魚。

ぎんさんは、アユ・タラなどの白身魚が好きだったそうです。

きんさんは、満107歳。ぎんさんは、満108歳で亡くなりましたが、

死ぬまでしっかりと食事をし、元気に過ごされていたそうです。

そして、ぎんさんが亡くなったあとに行われたのが、長生きの秘訣を探る「病理解剖」。

もちろん遺族の承諾を得た形で行われました。

そして判明したのが…年齢をはるかに超えた「動脈の若さ」。

通常、動脈は年とともに硬くなるものですが、ぎんさんのはとても柔らかく、

当時の新聞には、「20歳若かった!」とか「肉体年齢は80 歳!」などと大々的に報じられました。

医学的に証明された魚のパワー

魚のパワーは科学的にも証明されています。

筑波大学と国立がんセンターが、40歳以上の男女36万人を調査したところ、
魚をほとんど食べない人は、週に1~2回食べる人に比べて、大動脈瘤や大動脈瘤解離で死亡するリスクが「1.9倍高い」ことがわかったそうです。

特に効果が高いとされているのが、サバ、イワシ、サンマ、アジ等々の青い背の魚に含まれる、EPA(エンコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)などの不飽和脂肪酸。

その効果は…

●血液中の悪玉コレステロール(LDL)や、中性脂肪を低下させ、
 逆に動脈硬化を防ぐ善玉コレステロール(HDL)を増加
●血小板(血を固める血球)の凝集能を低下させ、血液をサラサラにするなどの働き

など、動脈の若さを保つ様々な効能があるのです。

“魚パワー”を得る最強の食べ方は

「EPA」や「DHA」を摂取するのに最も効果的な食べ方は、ズバリ「刺身」!

きんさんぎんさんも刺身が大好物でした!

煮魚の場合は、大事な成分が汁に溶け出してしまうので、汁も全部すすることをおすすめします。

ちなみに、天ぷらの場合は、高熱で効果は約半分に減少…。

焼き魚や干物も、効果は、20%減と落ちてしまうのだと言います。

ということで、魚パワーにあやかりたい方は、ぜひ刺身で!

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